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【こんな時はどうする?】一時抹消した車を譲ってもらった!「所有者変更記録」とは?
車を購入したり、知人から譲ってもらったりした場合、通常は「移転登録(名義変更)」を行います。
ところが、
「その車がすでに一時抹消登録されていたら?」
この場合は、通常の移転登録とは少し違う手続きになります。
今回の「こんな時はどうする?」シリーズでは、
一時抹消登録を受けた自動車の所有者が変わった場合
について、できるだけ簡単に解説します。
🚗 こんな時はどうする?
例えば、
「一時抹消されている中古車を購入した」
「一時抹消中の車を知人から譲ってもらった」
「まだ公道を走れる状態ではないけれど、所有者だけ変更しておきたい」
というケースです。
この場合に利用できるのが、
「所有者変更記録」
という手続きです。
国土交通省の自動車登録業務に関する資料でも、一時抹消登録後の所有者変更について「所有者変更記録申請」が案内されています。
🔍 通常の「移転登録」と何が違う?
ここが今回のポイントです。
通常、ナンバーが付いている登録自動車の所有者が変われば、
移転登録
を行います。
一方、
一時抹消登録されている自動車
については、通常の移転登録とは異なり、
「所有者変更記録」
という手続きによって、自動車登録ファイルに所有者の変更を記録することができます。
つまり、
登録中の車
➡️ 移転登録
一時抹消中の車
➡️ 所有者変更記録
と覚えておくと分かりやすいでしょう。
📍 どこで手続きするの?
申請は、
運輸支局または自動車検査登録事務所
の窓口で行います。
自動車の登録手続きは、車の使用の本拠などによって管轄が決まるため、事前に管轄の運輸支局を確認しておくことが大切です。
📄 主な必要書類
代表的な書類は次のとおりです。
① 所有者変更記録申請書
所有者変更記録を申請するための書類です。
② 手数料納付書
この手続きの手数料は無料です。
③ 登録識別情報等通知書
一時抹消登録をした際に交付された書類です。
現在の一時抹消車両について、重要な書類になります。
なお、平成20年11月3日までに一時抹消登録を行い、登録識別情報の通知を受けていない車については、一時抹消登録証明書が使われます。
④ 新所有者の住所を証する書面
例えば、
住民票
印鑑登録証明書
商業登記簿謄本・抄本
登記事項証明書
などです。
原則として発行から3か月以内のものが案内されています。
⑤ 所有権を証明する書類
「なぜ所有者が変わったのか」を証明する書類です。
例えば、
売買・譲渡の場合
➡️ 譲渡証明書
相続などの場合
➡️ 戸籍謄本・抄本など
が必要になります。
⑥ 委任状
行政書士などの代理人に手続きを依頼する場合などに必要になります。
なお、申請書への新所有者の記名などによって、委任状が不要となる場合があります。
⚠️ 住所や氏名が変わっている場合は要注意!
例えば、
「一時抹消したときの住所と現在の住所が違う」
「結婚などで氏名が変わっている」
「会社の名称や所在地が変わっている」
という場合には、
現在の所有者とのつながりを証明するための追加書類
が必要になる場合があります。
住民票の除票や戸籍の附票などが必要になるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。
📝 手続きが終わるとどうなる?
所有者変更記録の申請が受理されると、
自動車登録ファイルに所有者変更が記録されます。
一時抹消中の車なので、これだけで公道を走れるようになるわけではありません。
ここは非常に重要です。
🚙 そのまま公道を走れるわけではありません
「所有者変更記録をしたから、明日から車に乗れる!」
というわけではありません。
一時抹消登録された車を再び公道で使用するためには、
再登録など、別途必要な手続き
があります。
つまり、
所有者変更記録
=所有者の変更を記録する手続き
再登録
=再び公道を走れる状態にするための手続き
と分けて考えることが大切です。
🐱 こんな時は行政書士にご相談ください
一時抹消された車の所有者変更では、
「普通の名義変更と何が違うの?」
「譲渡証明書はどうすればいい?」
「登録識別情報等通知書をなくしてしまった!」
「住所が変わっているけど大丈夫?」
「この車を再登録するには何が必要?」
など、分かりにくいポイントがあります。
特に自動車登録は、
一時抹消・所有者変更・再登録・住所変更などを整理して考えること
が重要です。
🌸 まとめ
今回のポイントを簡単にまとめると、
一時抹消登録された車の所有者が変わった
↓
通常の移転登録ではなく「所有者変更記録」という手続きがある
↓
運輸支局等で申請
↓
所有権を証明する書類などを提出
↓
所有者変更が自動車登録ファイルに記録される
という流れです。
国土交通省の資料では、所有者変更記録の手数料は無料とされています。
ただし、
「所有者変更記録をした=公道を走れる」ではありません。
再び車を使用する場合には、再登録などの別の手続きが必要になります。
🚗 こんな時はどうする?
「一時抹消された車を譲ってもらったけど、どうすればいい?」
そんなときは、まず現在の車の状態と必要書類を確認しましょう。
ライフスタイル行政書士事務所では、
車庫証明・自動車登録・名義変更など、自動車に関する手続きをサポートしています。
「このケースはどの手続き?」
と迷った段階でも、お気軽にご相談ください。
暮らしの中の「こんな時はどうする?」を、行政書士が分かりやすくサポートします。